【江東区議会議員 甚野ゆずる】

代表質問第2弾!!キーワードは、持続可能な都市とコミュニティ!!

vol.16を見る

 これまでの本会議質問で、財政ビジョン・公会計・行政評価を順次とりあげてきました。 それは、自治体を経営していくうえで「予算マネジメント」※2が大変重要だと考えているからです。そして本丸は、今回とりあげた、予算編成の改革です。

従来の“単年度予算”は、どうしても短期的な視点となるため、中長期的な安定を損ねたり、資源(予算)配分がその時々で変更されたりという弊害が生じています。 そこで、「財政計画」を「中期財政フレーム」※3として明確に位置づけ、ある分野の予算を増やす際は、必ず他の分野を減らすといったルールを導入することによって、 実質的な“複数年度予算”を実現するべきと考えました。 足立区の包括予算制度などを例に挙げ、さらには、“本来の事業仕分け”(vol.19ご参照)を組み合わせて、 中長期的に、限られた資源を最大限に活用、有効配分する具体的な仕組みづくりこそ、基礎自治体に求められている、と提起しました。

財政規律維持のため、行政評価結果を次年度の予算編成方針に明確に反映させる仕組みづくりを現在検討している、と表明されました。

「全国都市サステナブル度調査」※4をご存知ですか? 環境・経済・社会の3つの側面から、都市の持続可能性を分析したものです。 持続可能な街づくりには、実態を追認するにとどまらず、コミュニティの再生・確立を視野に入れる必要があります。 そのためには、環境や防災などへの配慮に加え、区内の交通体系を精査し、地域交通のあるべき姿を描き、新しい交通政策を展開する時期が来ている、と提起しました。

都市核・地域核※5ごとにコミュニティ形成に資する仕掛けづくりを進めていくとした上で、 南北交通網は「地下鉄8号線(有楽町線)延伸に先ずは全力を傾注する」との意志が重ねて強調されました。

※1 その年の第1回定例会の略。毎年2〜3月に開かれ、その年度の補正予算(最終補正と呼ばれる)や
   翌年度の予算も審査されます
※2 予算運営や予算管理といった日本語では表現しきれない、公会計や行政評価システムなども含めた
   広範囲な概念。
   諸外国における財政状況は、予算マネジメントの有無に大きく左右されたと言われています
※3 予算年度を含む3〜5年程度の期間をカバーする財政見通しのこと
※4 ちなみに昨年の調査では、江東区は23区中8位
※5 新しい都市計画マスタープランでは、東陽や豊洲など6か所の都市核と、大島駅や新木場駅周辺など
   14か所の地域核が示されています

将来にわたる「持続可能な都市」を創造する基本は“財政”です。
そして、新しいコミュニティが確立する街づくりこそ、私たち世代の責務です。

レポートをPDFで見る

>>一覧に戻る

QRコード

本サイトは携帯電話からもご覧になれます。
http://jinjinjin.jp/i/