【江東区議会議員 甚野ゆずる】

「安全・安心の江東区」 〜生活を守る安全・安心の街づくりを実現します!〜

厚生労働省は、昨年6月、「安心と希望の医療確保ビジョン」を策定しました。

「医療従事者等の数と役割」「地域で支える医療の推進」などを柱としたものですが、現場重視の姿勢で医療制度の改革を行っていくことを表明しています。医師などの増加については、昨年、区議会でも意見書※1を提出するなどしてきましたが、養成や育成にはどうしても時間がかかります。一方で、「地域で支える医療の推進」、特に「地域完結型医療」の推進は緊急の課題です。

「地域完結型医療」つまり、救急医療や周産期医療に限らず、介護、福祉も含めた地域の限られた医療資源を有効に活用し、患者(地域住民)を中心に切れ目なくサービスを提供する「医療連携体制」を推し進めていくには、発症から急性期、回復期を経て在宅に帰るまで、地域連携クリティカルパス※2の普及などを通じて、情報の共有化や円滑なネットワークの構築が必要です。

東京都の「保健医療計画」では、二次保健医療圏※3として、江東区は墨田区、江戸川区とともに「区東部保健医療圏」に位置付けられ、基準病床数などが決められています。区は、豊洲に総合病院を整備することを発表し、H21年度予算に調査費用を計上していますが、医療圏のなかでの役割を明確にするとともに、医療圏そのものの意味(エリアの妥当性も含めて)を早急に検討する必要があります。

23区初となる台東区の区立病院開設や中央区の産科診療所新設、鎌倉市の医師会立病院など、各自治体が知恵を絞っています。地域のセーフティ・ネットの根幹である地域医療の確保は、緊急的に取り組んでいかなければならない課題です。

※1)国会・政府に対する要望書のようなもの。定例議会ごとに提出する
※2)急性期病院から回復期病院を経て、自宅に戻るまでの治療計画のこと
※3)一般の医療ニーズに対応するために設定した地域単位。入院医療を圏域内で   確保するなどの整備を図ることとなっている。23区は7つに分けられている

「地域完結型医療」の実現も、将来世代への責任として、
私たちが果たさなければなりません。

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