【江東区議会議員 甚野ゆずる】

【前文】
区議会には、二元代表制におけるもう一方の住民の代表として、区長による政策の実行を監視するとともに、区民の皆さんの多様なニーズをより反映できるように、立法を含めた調整を行う責務があります。
そのために、重要な機能を果たすツールが、議員(会派)による「ローカル・マニフェスト」です。最も身近な政治との接点となる区議会議員が、皆さんとともに政策づくりを行い、体系的で具体的な「ローカル・マニフェスト」スト」としてまとめ、さらに選挙を通じて有権者の信を得られれば、区長マニフェストと積極的・建設的な政策論争を行うことができます。区長と区議会が、ともに住民の代表として政策を競い合い、高いレベルの住民サービスを実現してこそ、二元代表制の本来の機能を発揮することになります。
そこで私たちは、4年間の会派での発動を踏まえて、2011年を起点とするローカル・マニフェスト「江東政策20141(仮称)」を発表致します。
これを、次の4年間の基本政策として位置づけ、条例提案を含めた議会活動を展開し、私たち自身のマニフェスト・サイクルも確立できるよう、検証・評価できる仕組みを導入いたします。
5つの柱
〜まずは議会の見える化!任期中(4年間)の実現を目指します。
【最重要施策】
(1)議会のあり方
@予算及び決算を審議する委員会の公開(傍聴席の確保、ケーブルTV及びインターネットでの中継)
A本会議における予算及び決算に関する賛成・反対討論の実施
B本会議形式の対面式及び一問一答方式への改善
(2)政務調査費等のあり方
@政務調査費の使途等のインターネットでの公開
A政務調査費の個人支給への変更
B費用弁償の実費化
(3)議員年金のあり方
・議員年金制度の廃止
●提案する条例
議会基本条例(仮称)
地域福祉
〜高齢者・障がい者・子どもたち(児童・生徒)を、総合的に見守る仕組みを実現していきます。
【最重要施策】
●医療・介護・福祉の連携を強化し、地域が協働して高齢者・障がい者等をケアする仕組みを整備していきます。
【重要施策】
・高齢者事業の総合的な検証を十分に行い、今後の展開と併せて、地域包括支援センターを地域福祉の要と位置づけ、あり方の再検討・更なる充実を図っていきます。
・介護従事者の資質の向上・人材育成のための支援を充実させるとともに、就労環境の工場を一層図ります。
・障害者福祉センターの機能をさらに充実させ、地域活動支援センター事業を含め、障がい者の生活・就労支援対策を一層整備していきます。
・早期かつ効果的に待機児解消を図るため、保育施設の整備とともに、保育ママや幼保一元化、病児・病後児保育等あらゆる施策を拡充し、ハード・ソフト両面からの子育て支援策を充実させていきます。
・「地域の中の学校」を鮮明にし、1小学校区を基本に、学校・家庭・地域が協働して児童・生徒を見守る仕組みを整備していきます。
●提案する条例
地域福祉計画基本条例(仮称)
街づくり
〜区民参加を基本に、「新しい公共」が推進する新しい街づくりを実現していきます。
【最重要施策】
●区民との協働・パートナーシップを実現し、環境・コミュニティ・安全を重視した街を整備していきます。
【重要施策】
・政府のCO2削減目標に寄与する施策を一層進め、緑視率の向上やクリーンエネルギーの積極的利用も推進していきます。
・中小企業、小規模・零細企業の金融支援の拡充はもとより、それ以外の支援策を検証の上、経営支援や新規事業者の育成、産学官の連携強化を推進し、地元企業・商店街の育成をより一層図っていきます。
・スカイツリー完成後を視野に入れ、区内に有する有形・無形の文化財・観光資源を活用した施策で、区内外からの観光客誘致を推進していきます。
・庁内のBCPを早期に確立し、危機管理室の機能強化とともに、庁内及び各出先機関との危機管理体制整備を強力に推進していきます。
●提案する条例
街づくり基本条例(仮称)
教育
〜子どもたちが自立した人間に育つために、学校・家庭・地域を通して学ぶ権利を保障した教育環境を実現していきます。
【最重要施策】
●次期行動計画である「教育推進プラン・江東」(仮称)は、そのあり方を十分に検討・議論し、とりわけ、放課後子どもプランは実態を検証し、区民ニーズに沿った機能強化と整備を推進していきます。
【重要施策】
・きめ細かな教育実現の為に、教員の配置や外部専門指導員等の積極的な活用を検討し、学力強化・体力向上を図ります。
・小学校低学年の30人学級早期実現を目指して、少人数学級のための施設整備の充実を早期に図ります。
・教育内容の見直しを含め、不登校・ひきこもり対策を一層充実させます。
・教育委員の人選方法の改革を含め、教育委員会の活性化を図ります。
・学校選択制度の、地域を重視した抜本的な見直しを図ります。
●提案する条例
子育て・教育基本条例(仮称)
行財政改革
〜男女共同参画を基本に、地域主催の江東区を実現していきます。
【最重要施策】
●常に見直しを図る行政評価制度を基盤として、外部委託事業を含め更なる行財政改革を推進し、中長期的に健全財政を維持していきます。
【重要施策】
・男女共同参画事業の総合的な検証を十分に行い、今後の展開と併せて、直営後の男女共同参画推進センターのあり方を検討し、実効性の高い施策を推進していきます。
・行政委員や審議会等の選任方法の見直しを図るとともに、女性の参加もより高めていきます。
・区民に対する説明責任を果たすために、開かれた区政を保障する情報公開の充実を一層進めるとともに、広報広聴機能をトータルで検証し、実効性の高い施策を推進していきます。
・職員の人事評価制度を確立し、評価と連動したインセンティブを充実させるとともに、地域主権への対応力を一層高めていきます。
●提案する条例
行政基本条例(仮称)
5つの柱実現の為に
●事業精査、検証、評価
〜施策実現へのステップ!毎年度実施します。
私たちは、平成22年度の当初予算委員会にあたり、区の全事業をゼロベースで見直した上で、予算案に対する賛否を決めるべきとの考えから、平成21年度及び平成22年度の各当初予算に計上されている、全事業の精査作業(=事業精査)を行いました。この取り組みを継続していきます。
さらに、私たち自身の【5つの柱】についても、定期的に進捗状況・評価を自己チェックして、マニフェスト・サイクルを確立していきます。
この過程で、区民の皆さんからのご意見を頂き、議会での合意形成を図りつつ、次期の「ローカル・マニフェスト」に反映させていきます。
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